ブランド人になる

あるコンサルの人(僕より7歳若い)と飲み、なんでか知らんけど「僕は田端信太郎信者なんでねぇ!」という言葉が口をついて出てきた。

賛否両論ある人だが、30代だった僕は間違いなく影響を受けている。余計な動きも散々したけど、結論良かった、と思っている。一度、福岡でお会いしたこともあるし、その時は名刺交換もさせてもらった。プロサラリーマン。いい言葉だと思う。サラリーマンは死ぬほどいるので、彼らがやりたいように動いていけば、世の中は変わると思うし、やりたいことがない人には、適当に安い仕事を準備してあげられないかなとも思う(その辺は社会保障的に)。

田端信太郎氏が言ってるのが「ブラント人になれ!」という、組織にとらわれず、自分というブランドで勝負していけ!ということなのである。

さて、このコンサルの人は、どのブランドを見て僕と飲んでくれるのだろうか…と思ったのだ。そう考えるとちょっと怖いけど、今は仕事の関係にないし、ただ飲み友達ってことか。そっちのほうがいいな。

その方が行きたい店(バー)があるっていうので、行ってみたところ、今度は、(まあ僕はリアルタイムに知らないからアレなんだけど)多分Y世代なら知らない人はいないっていうあるHIPHOPグループのトラックメイカーの人が引退してやってる店であった。本当にその現役時代を知らないので申し訳なかったけど、古いHIPHOPやルーツミュージックの話がたくさん聞けていい店であった。値段も安いし、喫煙もできる。あそこでイベントとかやったらいいのにな。

そのいわゆるテレビ出てた時の話とかはあまりされてなくて、今作ってるトラックのことや、ルーツの話をされていたので、聞いてるこちらもただただ楽しかった。

そこでまた僕は、

「ブランド人とは、プロジェクトを見たらわかる。」

という言葉を思い出したのであった。